多くの力を持ち寄って、防災への新たなアプローチを

豊かだが時として荒々しい自然を前に、先人たちは自然と対立するのではなく畏敬の念を持ち共生する知恵を培ってきました。
しかし、近年の過度な宅地造成などの「人間の都合」は自然への畏敬どころか、自然への対立を生み出してしまいました。
先人たちの声に耳を傾け、自然の豊かな恵みと災害をもたらすという両面性をしっかりと理解し、自然との関係を再構築すべき時が来たのではないでしょうか。
田中手帳では多くの専門家や被災経験者、賛同者の方々と力を合わせ、それぞれの持ち味や強みを活かしたプロジェクトを立ち上げ、多くの世代に「いのちを守る」ことへの関心を高めていただくための具体的なアクションを起こしてまいります。
今後始動する防災への新たなアプローチが、より安全で安心な暮らしの実現に貢献することを願うとともに、日本の「防災」が世界のbosaiとして広がり、定着してゆく契機となることを期待しています。

プロジェクト