手帳の力で、社会のきのうと今日とあしたをつなぐ会社へ

わたしたちは手帳づくりを通じ、80年以上にわたって皆さまの暮らしとともに歩んでまいりました。手帳とは、先々の予定を記し、今日を書き留め、過ぎ去った日々を振り返るもの。いつも手元にあって、生活、行動、経験や思いを目に見える形で残し、過去と未来を繋いでいくものです。そんな大切な日常の記録をさらに役立つものに活用したい、そのような思いであらためて手帳の価値を考えた時、予期せぬ災害に備えるために貢献できるのではないかと思い立ちました。
手帳に記された災害の体験は被災した人々の肉声であり、風化することのない記録として後世に語り継ぐことができるでしょう。そしてその声の累積こそが防災の原点となり、人々の明日を守るために役立てられるものと信じています。そんな手帳の特徴を活かしながら、これからの暮らしをさらに安全に安心に変えていくために、防災に貢献する企業としての活動に取り組んでまいります。
そんな手帳の力を活かしながら、社会全体の防災意識の向上活動に取り組んで参ります。

田中手帳株式会社代表取締役 田中 尚寛

手帳の力で、その時を支えたい

地震や台風などの災害時には、情報を入手し、蓄え、伝達するためのツールがとても大切です。
しかし、私たちが日ごろ頼っているスマートフォンなどの電子機器は災害時には無限に使用できるとは限りません。電波はつながらず、電気もない、そんなとき私たちを支える力をもつのが手帳です。必要な情報を簡単に書くことができ、携帯しやすく、得た情報を的確に伝えることもできます。
古くから私たちのそばにいた手帳は、実は万が一の時に底力を発揮する心強い存在となります。被災の経験や思いを書き記しておけば、後世に役立つ防災の貴重な記録となります。
田中手帳は「防災」と「手帳」をつなぐ新しい発想をもとに、さまざま業界・人と協働し、安全・安心な未来づくりに取り組んで参ります。

防災・救助コミュニケーションブック